『服従』ミシェル・ウエルベック
2015年11月12日に、地元の本屋さんの棚にあった、ミシェル・ウエルベックの『服従』を買った。
一ヶ月ほど前に立ち読みした時にも面白そうだったのだが懐が寂しかったので見送り。背中を押したのは、内田樹先生の11月11日のツイート。
ウェルベックの『服従』は全方位的にお薦め本です。フランスの政治的・思想的・霊的な劣化という現実を自虐的なまでに鮮やかに摘抉。こういう仕事は文学にしかできません。ロスの『プロット・アゲインスト・アメリカ』と併せて読むと「近過去SF」と「近未来SF」が楽しめます。
— 内田樹 (@levinassien) 2015, 11月 11
と11月14日(土)の午前に、パリのテロが起こった。
現在、82ページを読書中。
ISの話はさておき、フランスにおけるムスリムの存在がこれだけ大きいとは思わなかった。
最後まで一気読みか。